6月は梅雨でじめじめしていますが湿度が高く、冷たい物を摂りたくなりますよね。そして梅雨が過ぎると夏到来。    暑い夏こそジュース、ビール、アイスクリームなど冷たい物が美味しく感じます!                そんなことをぼんやり考えていたら疑問が???

MERIALA

暑いとどうして冷たい物が飲みたくなるんだろう?

冷たいもの、どれぐらい飲んだり食べたりして大丈夫?

どんな事に注意して摂れば良い?

これからの季節には欠かせない情報ですので気になる方は最後まで読んで下さいね。

冷たい物が欲しくなる心理とは

冷たい物が欲しくなる心理とは、人間の身体の反応や生理的なメカニズムに関連しています。冷たい物が欲しくなる主な理由をいくつかあげてみました。

1.温度調整

暑い環境にいると体温が上昇し、体内の熱を放出するために冷たい物が欲しくなることがあります。冷たい飲み物やアイスクリームなどは体温を下げる効果があり、身体の快適さを向上させることができます。

2.満足感

冷たい物は口の中でスッキリとした感覚を与えます。 冷たさや清涼感が口腔内の刺激として作用し、一時的な爽快感や満足感を感じます。 特に暑い季節や運動後など、汗をかいて体力を使った後に冷たいものを摂ることでリフレッシュ感を得ることができます。

3.安心感

人によってはストレスや不安を軽減する効果があると感じることがあります。心理的な安心感やリラックス効果を求めて、アイスクリームや冷たい飲み物を摂ることもあります。

4.習慣や文化

一部の地域や文化では、冷たいものが一般的な飲み物や食べ物として定着している場合があります。また、アイスクリームは世界中で人気があり、デザートとしても愛されています。

冷たい物が体に与える影響は?

冷たい物が体に与える影響ですが、個人の体質や健康状態によって異なる場合があります。 これからあげる内容は一般的に言われているものになります。

1.血管の収縮

冷たい物を摂取すると、体温を維持しようとする為に血管が収縮する傾向があります。 これにより、血流が一時的に減少し、末梢の体組織に酸素や栄養素が適切に供給されなくなる可能性があります。この反応は、冷たい物を摂取した後の手足のしびれや怖い症状につながることがあります。

2.神経の反応

冷たい物に触れると、皮膚上の寒冷受容器が刺激されます。これにより、神経経路を介して寒冷の感覚が伝わり、体は冷たさに対応しようとします。

3.代謝の変化

冷たい物を摂取すると、体温が下がります。 体温が下がると、基礎代謝率が一時的に低下する可能性があります。 また、体温を上げるためにエネルギーを消費することもあります。ただし、この影響は一時的であり、通常は体が自己調節して元の状態に戻ります。

4.消化機能の変化

冷たい飲み物や食べ物を摂取すると、胃や消化器官の温度が下がることで消化酵素の働きが鈍くなり、食物の分解と吸収が遅くなり消化不良を起こす可能性があります。ただし、これらの影響は個人によって異なる場合があります。一般的には、健康な人であれば冷たい物による消化機能への影響は一時的であり、通常の消化プロセスにはほとんど影響がないでしょう。

5.歯の感受性

冷たい物を口にすると、歯の表面や歯茎が一時的に過敏になることがあります。これは、歯のエナメル質や歯根面が冷たい刺激に敏感に反応するためです。

冷たい物どれぐらい摂ってもいいの?

冷たい物の摂取量は個人の好みや健康状態によって異なりますが、1日に適度な量を摂取することが推奨されています。 また、バランスの取れた食事と適切な水分摂取を守ることも大切です。具体的な摂取量は個人の健康状態によって異なるので参考にしてみてください。

1.氷水や冷たい飲み物の摂取

暑い季節や運動後などで体温が上昇している場合、冷たい飲み物を摂ることで気分を涼しくさせます。ただし、氷水や冷たい飲み物を過剰に摂取すると、胃や消化器系に負担をかける場合があります。

2.アイスクリームなどの甘いデザート

甘いデザートは高カロリーの場合がありますので、摂取量には注意が必要です。特に糖尿病や肥満などの健康問題がある場合は、医師や栄養士の指示に従う必要があります。

3.氷を噛む習慣

氷を噛むこと自体は一般的には健康に影響を与えませんが、氷を大量に噛み続けることで歯の割れ、すり減りなど歯に何等かの影響を与える可能性があります。

どうやって摂ればいいの?

冷たい物を摂る際、いくつかのポイントがありますので参考にしてみてください。

1.正しい温度で摂る

冷たい飲み物や食べ物を摂る場合、とんでもなく冷たいものは腸に負担がかかり下痢や消化不良を起こします。過度に冷やさないようにしましょう。

2.少量ずつ摂る

一度に大量の冷たいものを摂ると、急激に体温を下げる可能性があります。体温を下げる事で体調不良を起こします。 特に暑い季節や運動後は、冷たい飲み物を少量ずつ摂るようにしましょう。

3.食事と一緒に摂る

食事と一緒に冷たい物を摂ると消化に良い影響を与えます。ただし摂り過ぎなど量は気をつけるようにしましょう。

4.氷が入った飲み物の飲み方

冷たい飲み物に氷を加える場合、氷が直接口や歯に触れることで歯の神経に刺激を与えてしみたりします。氷の量を減らしたり、ストローを使う事で解消できます。

5.体調に合わせる

その日の健康状態や体質によって、冷たい物の摂り方を変える必要があります。 特に敏感な胃腸を持つ人や冷たい物が原因で痛みや違和感を感じる人は、摂取量や摂るタイミングに注意しましょう。

まとめ

これからの季節そして運動後に冷たい物を口する事が増えると思います。まずはその日の体調を確認したうえで飲食する物、量、方法を考えて摂取してみてください。                                 食べ物や飲み物を前にしてしまうとなかなかそこまで考えるのは難しいとは思いますが、少しでも頭の片隅に入れておいて体調がいつもと違う時などは実行してみてくださいね。